先生のための福祉教育講座「何する?学校におけるふくし学習」を開催します

先生のための福祉教育講座

「何する?学校におけるふくし学習

 ~視覚に障がいのある方との交流を通して考えよう~」

 

学校の授業の中で“ふくし”についての学習を行う予定のある先生方を対象に、学校に

おけるふくし学習について考える講座を開催します。

視覚障がいのある方とのレクリエーションや交流を通して、ふくし学習の内容について考えましょう!

 

日 時

令和6年8月9日(金) 午後1時30分 ~ 3時30分

場 所

日本ライトハウス(今津中2-4-37)

内 容

・視覚に障がいのある方とのレクリエーション

 ~ミニオリンピックで盛り上がろう!~

・交流会

 ~聞いてみよう!今の視覚障がい者の生活~

・福祉教育プログラムの紹介

対 象

小・中学校、高等学校の先生 (定員20人)

申込み

申込み用紙をFax(申込用紙はこちら

もしくはこちらの申込みフォームから申込み

締切 7月30日(火)

 

参加無料

 

認知症サポーター養成講座を実施しました

◆平成29年8月24日(木) 鶴見区内の企業にて、従業員約12人を対象

 

クイズも交え、認知症について学習しました。「認知症のことがわかった。」「訪問時に気になる家庭があれば相談したい。」など感想をいただきました。

 

◆平成29年9月5日(火) 茨田高校3年生13人(「生活福祉」の授業選択者)を対象

1時間目(認知症について学習)

 

2時間目(グループワーク・ロールプレイ)

 

声かけの仕方に戸惑いながらも、1時間目の講座で学んだことを活かし、ロールプレイをしました。

 

◆平成29年9月12日(火) 今津地車保存会のメンバー18人を対象

 

幅広い年齢層の方が参加され、最後の質問の時間も積極的に質問するなど、熱心に講座を受講されていました。

 

 

 

 

 

 

 

茨田高校で認知症サポーター養成講座を実施しました

茨田高校で認知症サポーター養成講座を実施しました

 

平成28年9月6日(火)茨田高校3年生 15人(「福祉」の授業選択者)を対象に認知症サポーター養成講座を実施しました。

区内の福祉施設や介護保険事業者のキャラバン・メイトにも協力してもらい、6人のキャラバン・メイトで一緒に講座を実施しました。

 

茨田高校では、3年生の選択授業の1つとして、「福祉」の授業を開講されています。

1年間を通した授業では、1学期には車いす体験やアイマスク体験、高齢者施設の見学、2学期には区内の福祉施設での実習、3学期には区内の福祉施設との交流会等も計画されています。

区社協も1年間のプログラムの計画のお手伝いや区内の福祉施設との調整などに関わり、学校とともに福祉教育を進めています。

 

 

1時間目は認知症について学習しました

p1080780

 

 

 

2時間目はロールプレイをしながら、グループごとに認知症の人への対応方法を考え、実演してもらいました

p1080804p1080827p1080789p1080807

 

 

%e9%9b%86%e5%90%88%e5%86%99%e7%9c%9f 最後にみんなでオレンジリングをつけて記念撮影

今津小学校で防災教育(クロスロードゲーム)を実施しました

 

平成25年11月2日(土)の午前中に、「地域の防災リーダーさんから防災について学ぶ」ということをテーマ今津小学校で土曜事業が実施されました。

そこで、区社協では、5・6年生を対象に、防災教育(クロスロードゲーム)を実施しました。

 

imadu bousai1

 

  まずは、クロスロードゲームの説明。

 

 

 

imazu bousai2

 

 その後、5人ずつぐらいのグループに分かれて、2つの問題について考えました。

 

 

 

imazu bousai4

 

 グループで考えた答えを発表してもらいました。

 

 

 

imazu bousai3

 

 区役所の職員さんに、1日生活するのに必要な水の量や避難指示が出た時にどのように対応するのかなどを説明してもらいました。

 

 

 

答えがない問題に対して、グループでの話し合いでは、様々な意見が出され、多様な考え方があることへの理解や、災害時の対応を考えるきっかけになりました。

 

 

11月2日 今津小学校 クロスロードゲーム 意見まとめ

鶴見商業高校で福祉の授業を実施しました

◇ 鶴見商業高校で福祉の授業を実施しました ◇

 

鶴見商業高校では、キャリア教育を目的とした総合学習の取り組みをされています。

その中でも、2年生の2学期には、少人数クラスでさまざまな分野の講座に分けて 学習・体験をする「チャレンジ講座」を実施されています。

今年度も9月~11月にかけて講座を実施され、1月にはコースごとのまとめのプレゼンテーションも実施されます。

その中の1つの「福祉」の講座について、担当の先生からの依頼を受け、区社協として、講座の講師及び講師の調整を行いました。

 

 

≪内容≫

 

1日目  「ボランティアについて」「福祉について」

区社協の地域活動担当の職員より、ボランティア・福祉についての話をしました。

 

 

【感想】

・ボランティアは年に何回かの一大イベント的な感じがあったけど、今回の講座で特別なことじゃなくて普段から参加できる身近なものだと思いました。

・『「しあわせ」は人によって違う』という言葉がものすごくいいなと思いました。ふくしは「ふだんのくらしをしあわせに」の言葉通りなんだなと思いました。話が聞けてよかったです。

・すごく心に残るお話で前よりも福祉についてすごく興味が出ました。最後の輪ゴムのゲームで難しいことも一人でやるより二人、三人でやることで乗り越えられるんだなと感動しました。まちなどで困っている人がいると声を掛けたいなと思いました。

 

 

2日目  「障がい者スポーツ体験」

機能訓練事業の卒業生で構成された「つるみ会」のみなさんとボランティアさんに来てもらい、一緒にフライングディスクとふうせんバレーの体験を行いました。

 

 

【感想】

・フライングディスクが意外に難しくて、でも楽しかったです。全国大会にも出たりしてすごいなと思いました。ふうせんバレーもすごく楽しくて、みんなで楽しめていいスポーツだなと思いました。良い体験ができました。ありがとうございました。

・フライングディスクとふうせんバレーをして、フライングディスクはなかなか上手に飛ばなくて難しかったです。ふうせんバレーはみんなでボールをつないで楽しかったです。みんなで力を合わせて車いすの方と階段をのぼったり、車いすを持って降りたり、車いすの方と車まで一緒に行ったりして、実際に車いすをおすことができてよかったです。

・スポーツには障がいがあるとかないとかは関係ないんだなと思いました。みんなで楽しめたと思います。

 

 

 

3日目  「認知症サポーター養成講座」

鶴見区西部地域包括支援センターと鶴見区社協の職員で、認知症サポーター養成講座を実施し、認知症の人への対応の仕方についてみんなで一緒に考えました。

【感想】

・認知症について、前は言葉しかわからなかったけど、今日、講座を受けて、いろいろなことが知れてよかったです。認知症の方がいたら声をかけられるようにしたいです。

・自分もコンビニで働いていて、認知症の方が1人いて、すごく身近に感じていたので、接し方の心得的なことが聞けたのがよかったです。

・DVDを見て、間違った行動と良い行動がわかって、自分も認知症の方がいたらそういった行動をとれるといいなと思いました。

 

 

 

4日目 「福祉のお仕事について」

特別養護老人ホームファミリーの職員さんに来ていただき、実際の施設での入所者の生活や職員の関わりをもとに、福祉の仕事・介護の仕事についてお話をしていただきました。

 

 

【感想】

・「福祉だけが人の役に立つ仕事じゃない」とおっしゃっていたことが印象に残った。

・簡単な仕事じゃないなと思っていたけれど、更にそう思いました。いろいろ詳しいことが聞けたのでよかったです。福祉の仕事に更に興味を持ちました。

・ファミリーから来ていただいた方はかなりハキハキとしているユーモアのある方で、お仕事について話していただいて、認知症のある方のことや他の方の話とかも聞けて、老人ホームのことについて、かなり知れたと思う。すごくタメになった。介護士のことも、すごく大変そうだけど、やりがいがありそうだなあと感じました。

 

 

5日目 「あなたは24時間に自信をもてますか?」(肢体障がい者の方のお話)

生まれつきの病気で車いすで生活をされている、株式会社 ミライロの代表取締役 垣内俊哉さんに「あなたは24時間に自信をもてますか?」というタイトルで、ご自身の経験や今されているお仕事をもとにお話をしていただきました。

 

【感想】

・バリアフリーなどは当事者からのアドバイスなどをもらうとより使いやすくなるんだなと思いました。垣内さんの話を聞いて、これから先もっと時間を大切にしようと思いました。今できることを精一杯できたらもっといい人生になるなと思いました。「後悔はゼロにはできないけど、減らすことはできる」すごく感動しました。

・時間の大切さを改めて考えさせられました。将来の夢を実現できるように、もっともっと自分自身頑張れるんじゃないかと思いました。

・今までのダラダラ過ごしてしまった時間がもったいないなと思いました。友達も家族も自分ももっともっともーっと大事にしたいなと思います。

・いろいろなことを学んだ。自分の時間は自分だけの時間じゃない。誰のために生きようかと言われた時、やっぱり自分のことを大切にしてくれる人のために生きようと思った。友達とはずっと一緒にいれないかもしれないから、いつも恥ずかしくて言えなかった「ありがとう」って言えたらいいなってすごく思った。

 

 

 

6日目 「福祉のお仕事について」(視覚障がい者の当事者より)

日本ライトハウスのソーシャルワーカーさんに、福祉の仕事における大切な視点についてお話いただき、対話をしながら、「障がい者」という概念について一緒に考えました。

 

【感想】

・福祉には障害者という枠に押し込めるのではなく、ただの人間と向き合うセンスが必要ということがわかってよかったです。

 

・私もきっと無意識に「友達」「姉・妹」という枠に入れていたと思います。それを改善したいなと思いました。私はあの人嫌い!と思っても、良いところを見つけて好きになろうといつもしているので、それにちょっと似ているなと思いました。

 

・「決めつけないでいろんなところを見れるセンスが福祉の仕事には大切」「対等な関係=立場が入れ替わる関係」というのが印象に残った。

 

みどり小学校で車いす体験を実施しました

鶴見区社協では、誰もが安心に暮らせるような、優しくあたたかい福祉のまちづくりを目指して、福祉教育を推進しています。
今年度も、地域の女性会、ネットワーク委員会、学校などと連携しながら、様々なプログラムを実地しています。

 

◆みどり小学校 車いす体験◆

 

平成23年11月30日(水)にみどり小学校で4年生62人を対象に車いす体験を実施しました。
まず、2時間目には、区社協の職員より、「車いすに乗っている人はどんな人?」「車いすってどんなもの?」という話をした後、今までに車いすに乗ったり押したりしたことのある子に「車いすに乗ってみるとどんな気持ち?」ということについて発表してもらいました。
また、その後には、次の時間からの車いす体験に向けて、車いすの使い方の説明をしました。
話を聞いた子どもたちからは、「車いすにもいろんな種類があることがわかった」「車いすもいろいろな工夫がされていることがわかった」
「スポーツ用の車いすがあると聞いてびっくりした」などの声が聞かれました。

 

 

3~4時間目には、クラスごとに分かれて校舎の中で車いす体験を実施しました。

 

 

体験後には各クラスで振り返りを行い、車いすに乗ったり、友だちの介助をしてみた感想を話してもらいました。
「点字ブロックがガタガタしていて乗りにくかった」「車いすに乗っていると景色がいつもと全く違っていた」
「ちょっとした段差でものぼるのが大変だった」などの感想が聞かれました。
その後、まちの中にあるいろいろな工夫についてみんなで話し合いました。
駅のエレベーターやスロープ、ノンステップバスなどがあることを発表してもらいました。
区社協より、今日の体験を活かして、これからも車いすに乗っている人にとって少しでもやさしいまちにするために自分たちになにができるのかを考えていってほしいというメッセージを伝え、車いす体験を終了しました。

 

 

また、車いすの運搬には、ボランティア情報センターが実施するこむりんくを通じて、住友不動産株式会社にご協力いただきました。
ありがとうございました。

 

 

茨田東小学校でアイマスク体験を実施しました。

◆茨田東小学校でアイマスク体験を実施しました。◆

 

茨田東小学校では、3年生の総合学習の一環として、視覚障がい者についての学習をされています。
その一環として、平成23年11月25日(金)にアイマスク体験を実施しました。

 

2時間目には、区社協より、視覚障がい者についてやユニバーサルデザインについての話をしました。
また、次の時間からの体験に向けて、手引きの仕方について説明をしました。

 

 

3~4時間目には、クラスごとにアイマスクをつけて、校内にて手引き体験を行いました。
2人1組になり、友だちの手引きを体験したり、アイマスクをつけた状態で靴を履いたり、
帽子をかぶったり、ユニバーサルデザインのグッズを触ったりしてもらいました。
体験した子どもたちからは、「視覚障がいの人は何もできないと思っていたけれども、
慣れればいろんなことができると思った」「手引きをしてくれている友だちが、もっと声を
かけてくれた方が嬉しかった」「視覚障がいの人がいたら、声をかけるようにしたい」
などの感想が聞かれました。

 

 

体験には、学年の保護者の方々にもお手伝いしていただきました。
保護者の方には、廊下や階段などについていただき、子どもたちの安全を見守っていただきました。
また、休憩時間には、保護者の方にもユニバーサルデザインのグッズを見ていただきました。
「牛乳パックに切り込みが入っていたなんて知らなかった」「自分は左利きだけれども、
不便なのが当然だと思っていた。このようなものがあるというのを聞いてびっくりした」
などの声も聞かれ、子どもたちだけでなく、保護者の方にとっても実りのある時間を過ごす
ことができました。

 

 

 

 

また、体験を踏まえ、翌週には、視覚障がいのある方のお話を聞きました。

自分たちがアイマスク体験をした時に感じたことを踏まえて、お話を聞くことで、視覚障がい者の生活を考えることへとつながりました。