• 文字の大きさ

  • 標準
  • 大

みどり小学校で車いす体験を実施しました

鶴見区社協では、誰もが安心に暮らせるような、優しくあたたかい福祉のまちづくりを目指して、福祉教育を推進しています。
今年度も、地域の女性会、ネットワーク委員会、学校などと連携しながら、様々なプログラムを実地しています。

 

◆みどり小学校 車いす体験◆

 

平成23年11月30日(水)にみどり小学校で4年生62人を対象に車いす体験を実施しました。
まず、2時間目には、区社協の職員より、「車いすに乗っている人はどんな人?」「車いすってどんなもの?」という話をした後、今までに車いすに乗ったり押したりしたことのある子に「車いすに乗ってみるとどんな気持ち?」ということについて発表してもらいました。
また、その後には、次の時間からの車いす体験に向けて、車いすの使い方の説明をしました。
話を聞いた子どもたちからは、「車いすにもいろんな種類があることがわかった」「車いすもいろいろな工夫がされていることがわかった」
「スポーツ用の車いすがあると聞いてびっくりした」などの声が聞かれました。

 

 

3~4時間目には、クラスごとに分かれて校舎の中で車いす体験を実施しました。

 

 

体験後には各クラスで振り返りを行い、車いすに乗ったり、友だちの介助をしてみた感想を話してもらいました。
「点字ブロックがガタガタしていて乗りにくかった」「車いすに乗っていると景色がいつもと全く違っていた」
「ちょっとした段差でものぼるのが大変だった」などの感想が聞かれました。
その後、まちの中にあるいろいろな工夫についてみんなで話し合いました。
駅のエレベーターやスロープ、ノンステップバスなどがあることを発表してもらいました。
区社協より、今日の体験を活かして、これからも車いすに乗っている人にとって少しでもやさしいまちにするために自分たちになにができるのかを考えていってほしいというメッセージを伝え、車いす体験を終了しました。

 

 

また、車いすの運搬には、ボランティア情報センターが実施するこむりんくを通じて、住友不動産株式会社にご協力いただきました。
ありがとうございました。