社会福祉施設と地域ネットワーク委員会合同で防災ワークショップを実施しました!
◇社会福祉施設と地域ネットワーク委員会合同で防災ワークショップを実施しました◇
平成24年2月15日(水)午後2時~4時に、鶴見区民センター大ホールにて、鶴見区社会福祉施設連絡会と鶴見区社会福祉協議会の共催で、「防災ワークショップ~災害図上訓練~」を実施しました。
鶴見区社会福祉施設連絡会では、今年度、防災ということをテーマに研修を実施し、また、各地域では防災訓練等、様々な災害時に対する取り組みが進められています。
今回は、普段は、あまり顔を合わせる機会のない、社会福祉施設の職員と各地域のネットワーク委員会の役員が一緒になって、図上訓練を通して、地域の状況や災害時の対応について考えました。当日は、社会福祉施設から53人、各地域のネットワーク委員会から35人の参加がありました。
まずは、大阪市危機管理室の防災アドバイザー 浅岡様より、「社会福祉施設の防災施策について」というテーマで、東日本大震災の被害状況をもとにした対策の必要性や防災訓練等の大阪市内での防災の取り組み状況、大阪周辺で災害が発生した際の鶴見区の被害想定についてご講演いただきました。
次に、各地域ごとにグループに分かれ、社会福祉施設の職員と地域ネットワーク委員会のメンバーが一緒になって図上訓練を実施しました。
※図上訓練(DIG)とは?
参加者が地図を使用し、防災対策を検討する訓練のことです。
Disaster(災害)、Imagination(想像力)、Game(ゲーム)の頭文字をとって、DIGと名付けられました。
「災害を理解する」「町を探求する」「防災意識を掘り起こす」の意味もあります。
グループごとに「ここが危ないと思う」「災害が起こったら、水を確保する場所がないのでどうしようか?」「この公園には、給水ポンプがある」などと、参加者みなさんで知っている知識を出し合い、対策を考えました。
最後に、グループで話し合った、自分たちの地域の強みや弱みについて発表していただきました。
図上訓練の実施にあたっては、鶴見区役所市民協働課 防災担当の職員のみなさまにもご協力をいただきました。
最後に、日ごろからの地域と施設のつながりが大切であることを確認し、研修会を終了しました。
参加者からは、「まず、地域を知ることが大切だと思った」「図上訓練で地域の弱みが浮き彫りにされたので、今後の訓練に生かしていきたい」「施設として、地域との連携の必要性を改めて感じた」「地域と施設が連携し、みんなが協力し、助け合うことの大切さを知りました」などといった意見が聞かれました。
参加者からのアンケートは下記をご覧ください。
参加者のアンケート集計結果:アンケート集計結果